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経費精算システムのシェア

経費精算システムは、様々な企業がサービスを提供しています。今回は、シェアに関する数字を掲載している4つのシステムをピックアップし、その状況をご紹介します。

Concur Expenseのシェア状況

Concur Expenseは、アイ・ティ・アール社による調査(ITR Market View:予算・経費・プロジェクト管理市場2021)によると、「精算市場におけるベンダー別売上金額シェア」で2014年から8年間トップとなっています。

参照元:Concur Expense 公式HP(https://www.concur.co.jp/blog/article/pr-itr-2022

Concur Expenseの特徴

クラウド型の経費精算システムであるConcur Expenseの強みは、電子帳簿保存法の対応に力を入れていることです。さらに、交通系ICカードや法人クレジットカード、タクシー配車アプリなどと多数連携しています。

楽楽清算のシェア状況

楽楽清算は、アイ・ティ・アール社による調査(ITR Market View:予算・経費・就業管理市場2020)によると、「SaaS型経費精算市場の累計導入社数ランキング」で6回連続トップとなりました。

さらに、「年商500億円未満の中堅中小企業の売上金額シェア」も、2016年から4年間トップです。特に、中堅中小企業からの利用が多く、年商10億円未満の企業シェア率は79.1%となっています。

参照元:楽楽清算公式HP(https://www.rakurakuseisan.jp/news/news200709.php

楽楽精算の特徴

クラウド型の経費精算システムである楽楽精算の強みは、低コストで導入が出来て運用しやすいことと、テレビCMによる知名度の高さです。外部サービスとの連携では、取り扱っている法人クレジットカードの種類が豊富です。

eKeihiのシェア状況

イージーソフトが提供するeKeihiは、デロイト トーマツ ミック経済研究所による調査(DX&ニューノーマル対応で拡大するERPフロントソリューション市場の実態と展望2021年度版)によると、経費精算パッケージ部門の38%を占めており、8年連続で国内シェアトップとなっています。

参照元:イージーソフト公式HP(https://www.dreamnews.jp/press/0000233942/

eKeihiの特徴

eKeihiは、クラウド型とオンプレミス型が選べる経費精算システムです。会計ソフトとの連携に力を入れていて、カスタマイズ性が高い仕訳項目設定ができる点が強みです。

マネーフォワード クラウド経費のシェア状況

マネーフォワード クラウド経費は、アイティクラウドが集計するITreviewに投稿されたレビュー評価(ITreview Grid Award 2021 Spring)によると、経費部門で9回連続「Leader」評価を獲得しました。

参照元:マネーフォワード クラウド経費公式HP (https://biz.moneyforward.com/expense

マネーフォワード クラウド経費の特徴

クラウド型の経費精算システムであるマネーフォワード クラウド経費の強みは、使用した人数に応じて料金が設定される点です。利用人数によって、無駄のない導入が可能となるでしょう。また、50人以下の小規模な企業への導入も得意としています。

どの経費精算システムを選ぶべきか

シェア率の高い経費精算システムは、多くの企業が導入しているため信頼感は高いでしょう。しかし、シェア率が高いシステムが自社に合うとは限らず、どの機能を求めているのかを明確にするべきです。経費精算システムの比較・検討は、以下のページを参考にしてください。